■速度を測定してみましょう
「速度が速い」,「遅い」を具体的に測定しますと,客観的に状況を判断する助けになります。
下記のサイトを利用して簡単に速度測定が可能です。
・BNRスピードテスト(PC用)
http://www.musen-lan.com/speed/
・BNRスピードテスト(スマホ用)
http://www.musen-lan.com/speed/speed-img.html
これを,VPN無し,VPN有り,で試していただきますと,問題の切り分けに役立ちます。
■サーバーを切り替えてお試しください。
かべネコでは複数サーバーをご利用いただけます。特定のサーバーに規制がかかっても,他のサーバーに切り替えてお使いいただけます。
詳細は「複数サーバー設定のお薦め」のページをご参照ください。
■日時によって大きく変動する通信速度
ネットワークが混む時間帯は夕方以降です。上海から0.5Mbpsと,なんとか動画視聴できるレベルでも,翌朝は4Mbpsと8倍以上の速度がでることも珍しくありません。
■動画視聴に必要な速度
動画の視聴には最低500Kbps(=0.5Mbps)が必要です。またこの速度があれば,通常のニュースサイトの閲覧等のネットサーフィンには 耐えうる速度です。
2000kbps(2Mbps)ですと比較的スムーズに動画を見れます。通常のネットサーフィンではストレスが無い速度です。
かべネコVPN+中国電信 では,4000kbps(4Mbps)程度の速度が多いです。
■VPN接続すると非常に遅くなるときの原因
VPN接続が遅くなる利用として下記の事柄も考えられます。対策案も合わせて記させていただきます。
(1)プロバイダー業者がVPNの制限を始めた可能性について
長時間VPNを使っているユーザーに対して,VPNの速度を遅くするよう規制したり,VPN接続そのものを遮断する場合があります
対策:IPアドレスをリセット
対策として,ルーター(ご自宅のインターネットの大元につながっているモデム)の電源を一度切って,10分ほど待ってください。その後。ルーター の電源を入れ て下さい。
ルーターの設定がリセットされるとともに,プロバイダーから新たにIPアドレスが割り当てられます。
IPアドレスが変更されたか否かは,下記のサイトからチェックできます。
http://www.ugtop.com/spill.shtml
(↑VPNを切ってお試し下さい。VPN接続の場合,当社サーバーのIPアドレスが表示されます)
対策:VPNをまめに切る
長時間かつ大量の通信をVPNで行うと,当局が速度制限をかけることが有ります。例えば長時間,YouTubeを閲覧した場合などです。前記のとおり,IPアドレスをリセットすると回復する場合もあります。しかし日頃から使用が終わるとまめにVPN接続を切断する方が好ましいといえます。
(2)当局による規制の可能性
地域で重要会議を開催,またVIP(重要人物)が訪問するタイミングでVPN接続そのものを遮断することがあります。
この場合,数日で復旧するはずです。
(3)お使いのネットサービス特有の問題
もし,可能でしたら他のインターネット接続(ホテル,空港等)で接続を試みていただけますと,問題の切り分けに役立ちます。
なお,下記の環境ではVPN接続ができないか,または極端に低速になる場合があります。
・携帯電話の4G回線による接続
・ケーブルテレビ業者によるインターネット接続サービス
(4)当社サーバーに起因する問題
現在のところサーバー稼働率,99%以上を維持しています。しかしながら,サーバーに対する攻撃があると,一時的に通信しづらい状況も発生します。
そこで,複数のサーバーを登録しておくことをお勧めします。片方をバックアップ用としてお使いいただけます。
iPADにチューニングしたVPNサーバーに対しても,WindousPCからご利用いただけます。ただこの場合,ごくまれにPCからは閲覧できないサイトが発生します。しかしながら実用上は問題ないレベルでお使いいただけます。
逆に,iPADからは両方のサーバーを問題なくご利用いただけます。ただ,iPADにチューニングしたサーバーを用いると,ほとんどの場合,通信速度がアップします。