本日2024年9月8日未明。VLESS + vision方式に中国から規制が入りました。
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規制状況と2つの対処方法
稼働中の35台中,21台に規制がかかり,14台は利用可能です。
対処法 その1
サブスクリプションリンクを更新いただきますと,利用可能サーバーが表れます。なお,他のサーバーにも規制が広がる可能性がありますので,接続できない場合は別のサーバーに切り替えてお試しください。
対処法 その2
OpenConnect方式はすべて利用可能です。現在,VLESS + vision方式をお使いのユーザー様もOpenConnect方式の設定をされますことを強くお勧めいたします。なおOpenConnect方式は公開以来一度も中国から規制を受けたことがありません。
規制の原因
中国でサイバーセキュリティ強化週間が始まったようです。
5年前の9月16日にもサイバーセキュリティ強化週間による規制がありました。
過去記事
【緊急速報】shadowsocksへ全面規制。サーバーセキュリティ週間による規制の可能性(2019-09-16)
規制の特徴
今回,複数の方法で規制をかけていることが分かりました。
(1) VPNサーバーにまったくアクセスできないようにする方法
(2) VPN通信に使っているポート(テレビのチャンネルのような通信路)のみを塞ぐ方法
従来は(1)の方法のみでした。この場合,基本的にそのサーバーを捨てるしかありませんでした。最近は(2)の方法を使ってVPNチャンネルのみ塞ぐ,ある意味丁寧な方法による規制でした。この場合はポートつまりチャンネルを別に切り替えればVPNサービスが復活します。
そして今回は概ね半々の比率で2つの規制方法を使い分けています。その意図は不明です。
いずれにしましても期待したVLESS + vision方式もTrojan-GFW方式ほどではないにしろ規制対象になることが分かりました。
今後の予定
OpenConnect方式はこれまで中国から規制を受けたことがありません。そこでOpenConnect方式サーバーを増設したいと思います。
ありがとうございます
本日(9/8)午前よりVLESS + vision方式での接続が不安定だと思っていました…タイムリーな情報提供ありがとうございます。
当方の接続は以下の通りです。
中国・江蘇省:中国移動(マンション光通信)
なお、日頃より他のVPN会社より安定性・速度とも満足しています。