こんにちは。かべネコです。
中国在住外国人にとっての命綱,VPNが全滅状態の※かなり使えないようですが,かべネコVPNなんとかがんばってます。
目下のVPN規制の原因
今回行われている厳しいVPN規制は,おそらく例年7月末から8月上旬にかけて行なわれる「北戴河会議(ほくたいがかいぎ)」に伴うものです。
北戴河会議とは首脳陣,長老たちがリゾート地 北戴河に集まって,非公開の会議をおこなうものです。
— 北戴河会議 あさひコトバンク —
渤海湾に面した中国河北省の保養地・北戴河に毎年7月下旬から8月上旬ごろにかけて、共産党の指導部や引退した長老らが避暑を兼ねて集まり、人事などの重要事項を非公式に話し合うとされる会議。
上記の説明では,党大会よりも重要な位置づけのようです。北戴河会議で決まったことが党大会に反映されると言われています。
今年はどうやら先週土曜日(7月21日)から始まったのではないか・・・ とVPN規制状況から推測します。
規制の期間はいつまで?
かべネコにとって関心があるのは会議の内容ではなくて,「いつまで続くか」です。
会議に加えて バカンス 兼 親睦会 でもあるようですから外部からは正確なところはわかりにくいのですが,過去の例では2週間程度のようです。
参考
「北戴河で何が話し合われたのか」 2015年8月26日 日経ビジネス
ネット上の情報では,1週間という説,3週間という説,様々ではありますが,きっとVPN規制が全面解除されたときが,北戴河会議が終わったときなのでしょう。
かべネコVPNで繋がります
先日リリースしたL2TP,PPTPサーバーとも大陸からの多くの通信を処理しています。
またShadowsocksについては規制の影響はまったく感じられないほど,大量の通信を処理中です。
また,サーバーが規制されたとしても早急に新サーバーを立ち上げるよう努力しています。
それでも繋がらないときにできること
しかしながら数人のユーザー様から「繋がらない」「繋がってもする切断される」というお知らせをいただきました。
その原因は,ご自宅のIPアドレスが規制されていると推測されます。
つまり・・・
VPNを使えば通信内容は暗号化されて誰も解読できない
↓
しかし「この家の人は暗号化通信を長時間,しかも特定のサーバーとおこなっている」ことは判る
↓
不自然なネット利用である
↓
怪しいから遮断しよう
ということで,自宅のネットが規制を受けている可能性が高いです。
このとき,自宅のIPアドレスを変更できれば,VPN接続が回復する可能性があります。
具体的方法については下記ページの項目3をご覧ください。
なお,近々追加のサーバーをリリースしますので,そちらのサーバーでもお試し下さい。
ビジネスプランのVPNは影響無しです。
現在のところビジネスプランでのVPN接続は全く影響を受けず,通常通りのサービスを提供できています。
業務利用の場合,ビジネスプランをお勧めします。2か月間無料でお試しいただけます(3か月目から1,280円/月)。
※ がんばってサービス継続している業者もありますので,「全滅」の文言を修正しました。