WindowsでIKEv2，L2TP方式を用いる場合の確認点

WindowsでIKEv2，L2TP方式を用いる場合,次のいずれかの設定が必要です。

（方法その１）　ルーターのIPsecパススルー設定

（方法その２）　Windowsのレジストリ設定

各ルーターのマニュアルでご確認下さい
設定例　アイ・オー・データ社
なお，IPsecパススルーの設定が難しい場合，またはルーターが対応していない場合は，Windowsのレジストリの設定でつながる場合があります。

ルーターの設定に関わらず，多くの場合レジストリを設定するとつながります。ただし，レジストリの設定を誤りますと，パソコンが再起動しない場合もありますので，自己責任で慎重に作業をお願いいたします。

検索窓に　regedit　と入力すると　[regedit　コマンドの実行]とでますので，クリックします。管理者として実行する旨を確認してきますので，はい　とします。
レジストリエディターが表れます左上のツリーから次のとおり，クリックしながら展開していきます。＞HKEY_LOCAL_MACHINE 　＞SYSTEM 　　＞CurrentControlSet 　　　＞Services
前記のServiceのかなり下の方にある＞PolicyAgent を選択します。
＞PolicyAgent　が選択されている状態で，マウス右クリックして新規→DWOED（32ビット）値　をクリックします。
[新しい値＃１]　ができます
右クリックして名前の変更をします
名前を AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule とします。 ※この通りに入力するため，上記文字列をコピペしてください。
前記で名前変更した項目をダブルクリックします。 [値のデータ]を　2 とします。
設定完了すると左記のように表示されています
レジストリエディッタを閉じて，パソコンを再起動してください。その後，先に設定したVPN接続を用いてください。