こんにちは。かべネコです。VPNサービスの顛末の1話を書いたのが2017年12月。それから半年以上も続きを書いていませんでした。
先回は,ビジネスにするとは考えておらず,単に中国赴任中の友人にVPNサーバーを立ち上げたところまでを記しました。
で,あまりに高速でつながるので,「これは需要がある!」と友人ともども確信した次第です。
当社が技術開発を,その友人が中国で宣伝することで話がまとまりました。
しかし・・・
単にVPNサーバーを立てるのと,サービスとして提供するのとでは勝手が異なります。
例えて言えば,家でうどんを作るのと,うどん屋を開業する位の違いがあります。
どのように課金するのか,複数サーバーをどう管理するのか,ユーザーサポートをどうするのか,大量の通信にどう対応するのか などなど。解決すべき課題が山積みでした。
それに,このビジネスを始めるには「総務省」に届出をしないと,お縄になります。現に逮捕者もでています。
「無届けで中継サーバー ネット犯罪に使用か 千葉県警、中国人を逮捕 電気通信事業法違反容疑」
約3ヶ月の悪戦苦闘の末,総務省への届出も2014年12月に無事受理されて,年明け 2015年2月にサービスインとなりました。